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 第4話「夢じゃない!みんなのいる一日」



 運命の日まで後9日。


 朝焼けに照らされるひょうたん岩が見える浜辺に、満と紡は立っていた。

 満は紡から決して目を離す事はない。

 そう、彼女は一晩中、紡から目を離す事はなかったのだ。

 満の紡に対する警戒は、全く解かれていなかった。


 ムープ「満~」


 フープ「満~」


 遠くから満を呼ぶムープとフープの声が聞こえ、満は振り返った。

 浜辺を走る県道から、満の下へ向かって飛んでくるムープとフープの姿が見えた。

 満も直ぐにムープ達の下へ駆け寄る。


 満「ムープ!フープ!」


 ムープ「咲が、咲が…」


 満「咲に何かあったの!?」


 思わずムープ、フープを持つ手に力が入ってしまった。


 フープ「く、苦しいププ!」


 満「ご、ごめんなさい…」


 ムープが一呼吸を入れた。


 ムープ「咲が、咲が元気になったムプ!」


 フープ「元気になったププ~!」


 満「咲が…」


 その言葉を聞いた途端、満はその場に崩れる様に座り込んだ。

 そして、その瞳から大粒の涙が零れ落ちてた。


 満「うっ…、うっ…」


 ムープ「満~」


 フープ「満~」


 ムープ、フープも泣いていた。

 満は流す涙を拭おうともせず、ムープとフープをぎゅっと抱きしめた。


 紡「満さん…」


 紡も、そんな満達をそっと見守っていた。



 薫「満!」


 ムープ、フープに遅れて薫が満の下にやってきた。


 満「薫…」


 薫の顔も涙で濡れていた。

 満は抱きしめていたムープとフープを薫に預けると、紡に歩み寄った。


 満「紡さん、ありがとう…。そして、ごめんなさい…」


 満は紡に深々と頭を下げた。

 紡が慌てて満に駆け寄る。


 紡「いいんです!信じてもらえなくて当然の事ですから…」


 紡「それよりも満さん、いえ、皆さんが咲さんの事を本当に大切に思っていらっしゃるという事が分かりましたから…」


 薫「紡さん…」


 満が紡に抱え上げられる様に頭を上げた。


 紡「後、私の事は「紡」と呼んで下さい。今は私が年上ですが、実際は皆さんより年下ですから。それに…」


 紡は薫を一瞬見た後、照れくさそうに俯き加減で答えた。


 紡「先生から「紡さん」って呼ばれるのは、ちょっと違和感ありますし…」


 薫「それは私も同じよ。先生なんて」


 薫も少し困り顔で答えた。


 満「じゃあ、私達も「紡」って呼ぶから、紡も私達の事を「満」、「薫」って呼んで」


 紡「そ、そんな失礼な事、言えません!伝説の戦士を呼び捨てにするなんて…」


 薫が笑顔で答える。


 薫「先生からの命令よ」


 紡は少し困った様な表情をしたが「分かりました」と答えた。



 ?「では、俺の事は何て呼んでもらおうかな?」


 突然の声に、その場に緊張が張り詰めた。

 その声の主はいつも間にか、ひょうたん岩の上に腕を組み、立っていた。

 驚いたフープ、ムープが満と薫の後ろに隠れる。


 ?「お前達が伝説の戦士プリキュアか?何だ…。まだ子供じゃないか…」


 その姿は先日戦ったイリジウムに通じる風貌をした怪人だった。

 ネオ・ダークフォールの者である事は明らかだった。

 身長はイリジウムと同じ2メートル程だが、その体型は人間で言うなら筋肉質な体型だった。


 怪人「我が名はネオジム60(シックスティ)!我々、ネオ・ダークフォールの大いなる目的の為、プリキュア…」


 ネオジム「お前達に怨みはないが、死んでもらおう!いでよ!超ウザイナー!」


 ネオジムの声と共に砂浜の砂が怪物の形を形成した。

 その姿はネオジム以上に筋肉質な体型で、ボディビルダーのポーズを取っていた。


 超「チョー、ウザイナ~」


 ネオジム「さあ、プリキュア!早く変身するのだ!」


 満「ムープ!」


 薫「フープ!」


 満と薫の後ろに隠れていたムープとフープがミックスコミューンに姿を変えた。

 満と薫がミックスコミューンを手に取り、構える。


 満薫「デュアル・スピリチュアル・パワー!」


 二つの光が二人を包み込む。


 満「未来を照らし」


 薫「勇気を運べ」


 満「天空に満ちる月、キュアブライト!」


 薫「大地に薫る風、キュアウィンディ!」


 満薫「プリキュア・スプラッシュスター!!」

 紡も腰のポーチからピンク色のリップを取り出し、構えた。


 紡「フェアリーリップ・メイクアップ!」


 紡が唇にピンクリップを引くと、ピンク色に変化した唇が精霊の光で輝き出した。

 紡がピンクリップを手放すと、リップからピンク色の光が溢れ出し、その勢いで紡の周りを回り始めた。

 その溢れ出した精霊の光が、紡を包み込む。

 紡を包み込んだ精霊の光が、徐々にフェアリーリップのコスチュームへと変化していった。


 紡「自然と科学のコンダクター、フェアリーリップ!」


 キュアブライト、キュアウィンディ、そしてフェアリーリップとネオジム、超ウザイナーが対峙した。


 ネオジム「良し…!準備は出来た様だな!行くぞ!プリキュア!」



 フラッピ「嫌な気配がするラピ…」


 その頃、咲は、まだ病院のベットの上にいた。

 紡の齎した薬によって元気になったとは言え、昨日までベットから起き上がる事も出来なかった咲が急に回復した事に対して医師達も対応に苦慮していた。

 簡易検査でも、昨日まで表れていた異常な数値が一切表れていない。

 表示される数値は健常者と変わらない所か、それ以上の数値を示していた。


 病院から連絡を受けた咲の家族も病院を訪れていた。

 医師だけではなく、大介や沙織、昨日までの咲の姿を見ていた人みんなが、咲の回復に驚いていたのは仕方ない事だった。

 その中でみのりだけは素直に喜び、はしゃいでいた。

 咲は直ぐにでも退院させてほしいと頼んだが、医師達は検査をさせてほしいと両親に訴えていた。

 両親も昨日までの咲の姿を見ているので、退院に関しては勿論消極的だった。


 両親と医師達が今後の対応について病室を出ていった時だった。


 咲「舞、どういう事?」


 舞は滅びの力の復活や未来から来たと言う少女「紡」の事を話した。

 それを聞いた咲は、ベットから飛び起きる。


 咲「なら、直ぐに満と薫、紡さんを助けに行かなきゃ!」


 舞「駄目よ、咲!昨日までベットから起き上がる事さえ出来なかったんだから無理よ!」


 チョッピ「そうチョピ!まだ安静にしてなきゃ駄目チョピ」


 フラッピ「満と薫、ムープとフープを信じるラピ…」


 咲「でも…」


 咲が病室の窓の外を見つめる。


 咲「(満…、薫…、ムープ…、フープ…)」

 

 満「…強い!」


 前回の戦いでは超ウザイナーのみを相手にした戦いだったが、今回はネオジム自身も参戦していた。

 ブライト、ウィンディは超ウザイナーと、フェアリーリップはネオジムを相手に戦っていた。


 フェアリーリップが腰のポーチから青色のリップを取り出し、唇に引いた。


 紡「ブルーリップ・メイクアップ!」


 すると、唇の色の変化と共に、フェアリーリップのコスチュームの一部の色が、ピンクからブルーに変化した。


 紡「水の精霊よ、私に力を貸して!」


 その声に応える様に海の水が盛り上がり、龍の姿の様な形を象った。

 水の龍がネオジムに襲い掛かる。

 ネオジムは、その龍の攻撃を悉くかわしていく。


 ブライト、ウィンディとは違い、フェアリーリップは接近戦を行っていない。

 常にネオジムと距離を保って戦っている。

 確かに、普通の人と比べればトップアスリート以上の動きをしているが、プリキュアの様な超人的な力を持っているという訳ではない様だった。

 それを見抜いたネオジムが、フェアリーリップに接近戦を挑んで来た。

 水の龍の攻撃をかわし、距離を取って戦っていたフェアリーリップに迫ってくる。

 その動きに気付いたフェアリーリップもポーチから金色のリップを取り出し、唇に引いた。


 紡「ゴールドリップ、メイクアップ!」


 フェアリーリップのコスチュームの一部の色がブルーからゴールドに変化した。


 薫「フェアリーリップ!」


 ブライトとウィンディも超ウザイナーの相手が精一杯で、フェアリーリップのサポートに回れる状態ではなかった。


 ネオジム「ウオオオオオオォォォォォ!!!」


 その時、ネオジムの渾身の一撃がフェアリーリップを襲った。


 ネオジム「何っ!?」


 ネオジムの渾身の一撃をフェアリーリップが両手で受け止めていた。


 紡「掛かったわね」


 ゴールドリップは金の精霊の力を引き出す。

 金の精霊の力は、血液中の鉄分を操り、自身の肉体を強化する事が出来るのだ。


 フェアリーリップは、受け止めたリチウムの腕を掴みプロレス技のジャイアントスイングの様に振り回し始めた。


 ネオジム「貴っ様~~~~~!!!」


 ネオジムを回すスピードがどんどん早くなっていく。


 紡「やぁ~~~~~!」


 ネオジム「ヌオ~~~~~~~~~~~~~~!」


 フェアリーリップが手を離すとネオジムは海の上に放り投げられた。

 遥か彼方の海上で水飛沫が上がった。

 フェアリーリップの唇とコスチュームの一部がゴールドからピンクに戻っていく。


 紡「はぁ、はぁ…」


 ブライトとウィンディの超ウザイナーとの戦いは、まだ続いていた。

 フェアリーリップがブライト達のサポートに向かおうした時だった。

 爆音と共に海上で巨大な水柱が上がった。

 その水柱が崩れ落ちると、そこにはネオジムの姿があった。

 その形相は怒りに震えている。


 ネオジム「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォ!!!」


 ネオジムが猛スピードでフェアリーリップに向かって来た。


 フェアリーリップはポーチからイエローリップを取り出し、唇に引いた。


 紡「イエローリップ、メイクアップ!」


 コスチュームの一部の色がピンクからイエローに変化した。


 紡「土の精霊よ、力を貸して!」


 すると、地面が盛り上がり、巨大な砂の壁、障壁を作り出した。

 そして、ネオジムの拳がフェアリーリップの作り出した壁に激突した。

 その衝突の衝撃が空気中にも伝わった。


 ネオジム「小賢しい真似を…!ウオオオォォォォ~!!」


 ネオジムは、その壁を飛び越えようともせず、壁に無数のパンチを浴びせていく。


 紡「くっ!」


 ネオジムの拳が壁に減り込む度に、壁が凹んでいく。

 フェアリーリップも精霊の力を集中するが、壁全体にみるみる皹が広がっていった。


 薫「フェアリーリップ!」


 ネオジム「ウオオオォォォォ~!」


 そして遂にネオジムの拳がフェアリーリップの作り出した壁を打ち砕いた。

 壁を打ち砕いた勢いのまま、ネオジムの拳が壁の裏側にいたフェアリーリップの腹部にめり込んだ。


 紡「かはっ…!」


 腹部を直撃したネオジムの強烈な一撃に、フェアリーリップは悲鳴さえ出す事が出来なかった。

 その一撃で、肺の中の空気を全て吐き出さされたのだ。
 ネオジムが拳を引き抜くと、フェアリーリップは前のめりに倒れ込んだ。


 満薫「フェアリーリップ!!」


 ウィンディがフェアリーリップに気を取られた瞬間、超ウザイナーの巨大な拳がウィンディを襲った。


 超「チョー、ウザイナ~!」


 薫「あぁー!」


 超ウザイナーの攻撃で吹き飛ばされたウィンディが壁面に叩きつけられた。


 満「ウィンディ!」


 吹き飛ばされたウィンディの下にブライトが駆け寄る。


 ネオジム「フッ…。伝説の戦士プリキュアが、この程度とは…。残念だプリキュア…。止めだ!超ウザイナー!」


 超「チョー、ウザイナ~!」


 満「くっ…!」

 

 超ウザイナーがウィンディとブライトに止めを刺しに向かおうとした時だった。


 ??「そうはさせない!」


 ネオジムと超ウザイナーが声のした方を見ると、そこには二人の少女が立っていた。


 満「咲…」


 薫「咲…」


 紡「…!」


 それは舞と、入院していたはずの咲の姿だった。

 二人の手にはミックスコミューンが握られている。


 咲「舞!」


 舞「うん!」


 咲舞「デュアル・スピリチュアル・パワー!」


 その声と共に精霊の光が二人を包み込む。


 咲「花開け大地に!」


 舞「羽ばたけ空に!」


 咲「輝く金の花、キュアブルーム!」


 舞「煌く銀の翼、キュアキーグレット!」


 ネオジム「プリキュアだと…!?数が合わんではないか!プリキュアは四人ではなかったのか…っ!…狡いぞっ!!」


 舞「ウィンディ!ブライト!」


 イーグレットがウィンディとブライトの下に駆け寄る。

 ブルームはネオジムの攻撃を受け、倒れているフェアリーリップの下に駆け寄った。


 咲「フェアリーリップ…、貴女が紡さんね…。私を助けてくれて、ありが…と…?」


 ブルームがお礼を言おうと、座り込んでいるフェアリーリップの顔を覗き込むと、フェアリーリップは涙を流していた。

 大粒の涙がポトポトと砂浜に落ち、砂に染み込んでいく。


 紡「お…」


 咲「フェアリーリップ!どうしたの!何処か傷めたの!?」


 フェアリーリップは首を何度も横に振る。


 紡「お…」


 フェアリーリップは何かを言おうとしてるが、言葉が続かない。


 舞満薫「フェアリーリップ!!!」


 イーグレットやブライト、ウィンディもフェアリーリップを心配して駆け寄った。


 紡「わ…私は…大丈夫です」


 フェアリーリップは涙を拭った。


 咲「分かった…。フェアリーリップはここで休んでて」


 紡「でも…」


 舞「大丈夫」


 満「私達四人が揃えば」


 薫「どんな相手でも」


 咲舞満薫「絶対に負けない!!!!」


 紡「皆さん…」



 プリキュアがネオジム、そして超ウザイナーと対峙する。


 咲「花が咲き…」


 舞「鳥は舞う…」


 薫「風が薫り…」


 満「月は満ちる…」


 咲「輝く金の花、キュアブルーム!」


 舞「煌く銀の翼、キュアイーグレット!」


 満「天空に満ちる月、キュアブライト!」


 薫「大地に薫る風、キュアウィンディ!」


 咲舞満薫「プリキュア・スプラッシュスター!!!!」


 舞「聖なる泉を」


 薫「汚す者よ!」


 満「阿漕な真似は」


 咲「お止めなさい!」



 ネオジム「プリキュアが五人だとはな…。聞いていないぞ!これは報告しなくては…。後は任せたぞ!超ウザイナー!」


 そう言うとネオジムはプリキュアの前から姿を消した。


 超「チョー、ウザイナ~!」


 超ウザイナーがプリキュアに襲い掛かる。


 咲「イーグレット!」


 舞「ブルーム!」


 満「ウィンディ!」


 薫「ブライト!」


 掛け声と共にプリキュアが飛び出していく。

 その戦いは、長い間共に戦い続けた者同士の見事なコンビネーションだった。


 紡「これが本当のプリキュアの力…。強い…」


 超ウザイナーに向かって、ブライトとウィンディが駆け出す。


 満「月の光よっ!」


 ブライトの掌に光弾が浮かび上がる。


 薫「天空の風よ!」


 ウィンディの周りに風の渦が起きる。


 満薫「はあっ!」


 ブライトとウィンディの同時攻撃に超ウザイナーが壁面へ吹き飛んだ。


 超「チョ~、ウザイナ~」


 薫「今よ!」


 ブルームとイーグレットが手を繋ぎ、目を瞑る。


 咲「大地の精霊よ」


 舞「大空の精霊よ」


 二人の掲げた掌に精霊の力が集う。


 舞「今、プリキュアと共に!」


 咲「奇跡の力を解き放て!」


 咲舞「プリキュア・ツインストリーム」

 咲舞「スプラーーーーーーーッシュ!!」


 二人の両手から放たれた精霊の光が超ウザイナーを包み込む。


 超「チョ、チョ~、ウザイナ~」


 光の渦に巻き込まれた超ウザイナーは元の砂に戻っていった。



 超ウザイナーを倒したプリキュアは変身を解いて、フェアリーリップの下に向かった。

 フェアリーリップも既に変身を解き、紡の姿に戻っていた。


 舞「紡さん、大丈夫!?」


 紡「心配かけてすみません…。もう大丈夫です」


 咲「オホン。では改めて…。紡さん!助けてくれて、ありがとう!」


 そう言って咲は頭を下げた。


 紡「いえ…。咲さん達に未来を救ってもらう為にやった事ですから…」


 咲「ううん!それでも助けてもらった事に変わりないよ!よく覚えてないけど、あのまま行ったら私でもちょっと危なかったナリ~」


 咲がおどけてみせた。


 満「もう!みんな心配してたんだから!」


 フラッピ「そうラピ!咲は危機感がないラピ!」


 ムープ「危機感がないムプ!」


 フープ「危機感がないププ!」


 ムープ、フープには危機感の意味が分かっているのか、フラッピの後に続いた。

 チョッピ「咲は倒れた後の事を覚えてないんだから仕方ないチョピ」


 咲「そうなのよ!う~ん…、アメリカで投げてた所までは覚えてるんだけどね~。まあ、紡さんのお陰で、今日も絶好調ナリ~!」


 舞「もう、咲ったら~」


 みんなに笑顔と笑い声が戻った。

 紡も微笑んでいた。


 薫「ふふふ…。紡の笑顔、初めて見たわ」


 咲「ちょっと~、紡さんに紡って失礼でしょ!」


 紡「違うんです!私が頼んだんです。私は皆さんより本当は年下ですから」


 舞「紡さんは未来から来たから、本当は私達より年下になるのね」


 咲「う~ん…、未来か~。何かピンと来ないよね~」


 咲が腕を組んで頭を傾げる。


 咲「じゃあ、私も紡って呼ぶから、紡も私の事も咲でいいよ!」


 舞「私も舞って呼んでね」


 フラッピ「フラッピでいいラビ」


 チョッピ「チョッピでいいチョピ」


 ムープ「ムープでいいムプ~」


 フープ「フープでいいププ~」


 紡「ありがとうございます…」


 そう言って頭を下げる紡の瞳には、薄っすらと涙が浮かんでいた。





 キャスト
 日向咲(キュアブルーム)/声:樹元オリエ

 美翔舞(キュアイーグレット)/声:榎本温子

 霧生満(キュアブライト)/声:渕崎ゆり子

 霧生薫(キュアウィンディ)/声:岡村明美

 フラッピ/声:山口勝平

 チョッピ/声:松来未祐

 ムープ/声:渕崎ゆり子

 フープ/声:岡村明美

 紡(フェアリーリップ)/声:斎藤千和

 ネオジム60/声:堀秀行


 超ウザイナー/声:渡辺英雄





 第5話「秘密基地!?旧部室が紡の家」へ続く

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