第8話「脅威の力!フェアリーリップ大変身!!」
イリジウム「プリキュア~~~~~~~~~!!!」
イリジウムの止めの一撃がフェアリーリップに振り下ろされた。
フェアリーリップは目を閉じた。
紡「(先生…、お兄ちゃん…、ごめんなさい…)」
しかし、イリジウムの攻撃が何時までも来ない。
フェアリーリップは恐る恐る目を開けた。
そこには、イリジウムの拳を止めるブルーム、イーグレット、ブライト、ウィンディの姿があった。
だが、その身体はボロボロだ。
イリジウムを拳を支えている四人の手足が震えている。
咲「フェ…、フェアリーリップ…、だいじょう…ぶ…?」
ブルームがイリジウムの拳を受け止めたまま、フェアリーリップに声を掛ける。
傷付いた身体を推しながら、精一杯の笑顔をフェアリーリップに投げかけた。
イリジウム「プリキュアアアアアアアア~!!」
しかし、イリジウムの空いている片手の攻撃でブルームとブライトが吹き飛ばされる。
イーグレットとウィンディもそれに続いて吹き飛ばされた。
だが、それでも彼女達は再び立ち上がる。
どう見てもフェアリーリップよりボロボロなのに。
薫「わ…私達には…守りたい人がいる…!」
満「帰りたい…場所がある…!」
舞「それを貴方が…壊すのなら…!」
咲「私達は…アンタなんかに…!」
咲舞満薫「絶対に負けない!!!!」
イリジウム「プリキュアアアアアアアア~!!」
咲舞満薫「きゃ~!!!!」
だが、その言葉も虚しく、再びイリジウムに吹き飛ばされてしまった。
紡「ううう…」
倒れたままのフェアリーリップの瞳から涙が溢れる。
紡「(私はまた守られている…。先生…、みんなは、あんなになっても戦ってるのに…)」
フェアリーリップは、その涙を拭い、立ち上がろうとする。
先程のみんなの言葉が脳裏に蘇る。
咲「(そうだよ!紡は私の命の恩人なんだから!)」
舞「(私達は友達って言ったでしょ)」
満「(そうよ!)」
フラッピ「(フラッピも友達ラピ~!)」
チョッピ「(チョッピも友達チョピ)」
ムープ「(友達ムプ!)」
フープ「(友達ププ~!)」
そして未来の薫と現代の薫が自分を庇ったシーンが重なった。
紡「嫌…。もう、あんな思いをするのは嫌!私が先生を…、みんなを…、未来を守る!」
その時だった。
フェアリーリップの心に声が響いた。
そして、腰のポーチが緑色に輝きだした。
プリキュアは立つ事さえ出来なくなっていた。
もう精霊の力でバリアを張る事も出来ない。
イリジウム「プリキュア…、プリキュアアアアアアアア~!!」
イリジウムが一歩一歩、プリキュアに近づいてきた。
咲「もう…、駄目…」
その時だった。
イリジウムの足元から巨大な蔓が伸び出し、イリジウムの身体を絡め取った。
それは童話「ジャックと豆の木」に出てくる様な巨大な蔓だった。
イリジウム「プリキュアアアア!!プリキュアアアアアアアア~!!プリ…」
やがて、その蔓は束となってイリジウムの身体を呑み込み、空に向かって伸びていった。
?「フフフフ…、久しぶりだな…」
倒れていたブルーム達がその声に振り返る。
そこにはフェアリーリップが立っていた。
だが、様子がおかしい。
その外見も違っていた。
コスチュームのモードチェンジで色が変わる部分が広葉樹の形に変化していのだ。
そして、茶色の瞳の色が緑色に変わっていた。
?「プリキュア…、しばらく見ない内に随分と無様な姿になったものだな…」
しかし、最大の変化は外見ではなかった。
それは声だった。
その声は紡の声ではなかった。
男性の声だった。
太い筋肉質な声だ。
しかも、ブルームとイーグレット、そしてブライトとウィンディにも聞き覚えがある声だった。
四人がよろよろと立ち上がった。
咲「そっ、その声は…」
舞「まさか…」
咲「カレーパン!」
?「カレーパンではない!カレハーンだ!おのれ…っ!プリキュアっ!」
満「な、何故、貴方が!」
薫「貴方はゴーヤーンと共に滅んだはず…」
カレハーン「フン…。勘違いするな。私は元々木の泉の守護精霊…。世界樹と木の泉を守っていた…」
カレハーン「だが、滅びの力によってアクダイカーン…、いや、ゴーヤーンの手先とされてしまったのだ…」
余りの出来事に誰もが戸惑っていた。
どう対応すればいいのか分からなかった。
満「そんな事、信じれる訳ないでしょ!」
プリキュアは警戒を解こうとはしない。
その時、イリジウムを閉じ込めた蔓の束の中から衝撃音が聞こえた。
蔓の束がミシミシと悲鳴を上げる。
そう長くは持ちそうになかった。
そんな戸惑いの中、プリキュアの心の中に紡の声が響いた。
紡「(皆さん!彼の言う事は本当です!私を…、私を信じて下さい!)」
舞「紡さん…」
薫「紡…」
満「紡…」
咲「…。分かった。貴方を信じる!」
それまで困惑の表情を浮かべていたブルームが、吹っ切れた様に答えた。
満「ブルーム!?」
咲「悩んだ時はストレート勝負よ!って泉田先輩が言ってたんだよね!」
舞「私も信じる!」
満「イーグレット…」
薫「私も信じるわ…。それにフェアリーリップからは滅びの力を感じない…」
イリジウムを閉じ込めている蔓の束から出る衝撃音が更に大きくなった。
満「もう…、これじゃ、前と同じじゃない…。私も…、紡を信じてるから!」
咲「宜しくね!カレーパン!」
カレハーン「そう、中辛がお勧め…カレハーンだ!」
舞「これからが本当の勝負よ!」
その時、巨大な蔓の束の中に閉じ込められていたイリジウムが蔓を吹き飛ばし、飛び出してきた。
イリジウム「プリキュアーーーーーーー!!!」
カレハーン「あれを破るとはな…。フッ…、ならば見せてやろう、木の精霊の力を!」
その声と同時に地面が盛り上がり、再び巨大な蔓が何本も飛び出し、イリジウムに襲い掛かる。
イリジウムは、その攻撃を悉く避けていく。
イリジウム「プ、ガッ…!」
イリジウムが再びプリキュアに向かおうとした時、地面から次々と伸びてくる蔓の内の一本が顎を直撃し、イリジウムは吹き飛ばされた。
その伸びた巨大な蔓を伝ってカレハーンが駆け上がる。
それと同時に他の蔓がイリジウムの片足を絡め取る。
カレハーン「ハッ!」
片足を動きを封じ込められたイリジウムの鳩尾にカレハーンの拳がめり込む。
イリジウム「グホッ!…、プ…プリキュッ、グハッ!!」
間髪いれずカレハーンのしなやかな蹴りがイリジウムを打つ。
咲「私達も行くよ!」
舞「うん!」
満薫「ええ!」
プリキュア四人も巨大な蔓を駆け上がり、イリジウムとの激闘が再び始まった。
イリジウム「プリキュア…、プリキュア…、プリキュアーーーーーーー!!」
数分前までのイリジウムの圧倒的な攻勢が嘘だった様だ。
プリキュアとカレハーンの連携攻撃、そしてイリジウムを絡め取ろうと次々に伸びてくる蔓によって、イリジウムは防戦一方の状況に追い込まれていた。
千切っても千切っても伸びてくる巨大な蔓とプリキュア達の攻撃にイリジウムの右足が、左腕が蔓によって徐々に封じられていった。
イリジウムは、その度に蔓を引き千切るが、その時には反対側の手足が封じられていく。
カレハーン「フンッ!他愛無いな…。今だ!プリキュア!」
ブルームとイーグレットが手を繋ぎ、目を瞑る。
咲「大地の精霊よ」
舞「大空の精霊よ」
二人の掲げた掌に精霊の力が集う。
咲「今、プリキュアと共に」
舞「奇跡の力を解き放て」
咲舞「プリキュア・ツインストリーム」
咲舞「スプラーーーーーーーッシュ!!」
ブルームとイーグレットの手から放たれた光の渦がイリジウムを打ち抜いた。
イリジウム「プリキュアーーーーー!!!」
しかし、そこにはまだ雄叫びを上げるイリジウムがいた。
だが、その身体の一部は砂となって崩れ落ちていた。
咲「ブライト!」
舞「ウィンディ!」
イリジウムがブルームとイーグレットの声の先に目を向けた。
そこには、既に手を繋ぎ、目を瞑っているブライトとウィンディの姿があった。
二人の掲げた掌に精霊の力が集う。
薫「精霊の光よ、命の輝きよ」
満「希望へ導け、二つの心」
満薫「プリキュア・スパイラルスター」
満薫「スプラーーーーーーーッシュ!!」
ブルームとイーグレットの必殺技に続き、間髪入れずに放たれたブライトとウィンディの必殺技だった。
再びイリジウムを光の渦が包み込んだ。
咲「え!?」
舞「そんな…」
そこには、またしてもイリジウムの姿があった。
だが、その身体の殆どが体をなしていなかった。
イリジウムが、その身体を押して一歩一歩カレハーンに向かって近づいていった。
だが、足取りは重く、足を一歩進める度にその身体は崩れ落ちていく。
一同「カレハーン!」
カレハーンの下へ向かおうとしたプリキュア達をカレハーンは掌で制止した。
イリジウムとカレハーンが対峙する。
だが、イリジウムのその目は先程とは違い、どこか穏やかに見えた。
イリジウムはカレハーンの腰に付いているフェアリーポーチに目を向けた。
イリジウム「やはりな…。これは我が社の…。何故だ…?…。フッ…。まあいい…。もう…、どうでもいい事だ…」
イリジウムの身体の残った部分が崩れ落ちていく。
イリジウム「(ネオ…ジム…)」
そしてイリジウムの身体が全て崩れ落ち、砂となった。
最後に一粒の宝石が残っていたが、やがてそれも砕け散った。
みんなが変身を解いて紡の下に集まった。
紡も既に変身を解いていた。
紡「皆さん、信じてくれてありがとうございました」
紡が頭を下げる。
舞「当たり前じゃない。私達、友達でしょ」
満「ちょっと~。それじゃあ、私が悪者みたいじゃない」
薫「うふふふふ…」
みんなの顔に笑顔が戻っていた。
咲「それにしても、カレーパンの声が聞こえた時は焦ったナリ~」
?「カレーパンではない!カレハーンだ!」
その時、紡のポーチからモゾモゾと動いたと思うと、そこからカレハーンが飛び出してきた。
しかし、その姿は三頭身の小人の姿だった。
一同「え~!!!」
SDカレハーン「カレッチと呼んでくれ…」
ムープ「ムープと同じムプ!」
フープ「フープと同じププ~」
SDカレハーン「同じではない!」
デフォルメ化したカレハーンはピョンピョンと器用に紡の腕を飛び上がり、紡の肩に乗った。
咲「くくくくく…」
咲はお腹を押さえている。
笑いを抑えるので精一杯の様だ。
舞「可愛い~」
舞はデフォルメ化したカレハーンの姿に目を輝かせていた。
SDカレハーン「そこ!笑うな!そこ!そんな目で私を見るな!私も好きでこんな姿をしてるのではない!」
薫「カレッチ…、一体どうなってるの?」
SDカレハーン「うっ…!」
満「貴方が守護精霊だって本当なの?カレッチ」
SDカレハーン「うっ…!」
フラッピ「守護精霊は聞いた事があるラピ!」
チョッピ「世界樹と泉の郷を守っている騎士(ナイト)チョピ」
SDカレハーン「フン!」
SDカレハーンは鼻息を立てると紡の肩の上で腕と胡坐を組み、話し始めた。
SDカレハーン「我々は元々泉の郷を守る守護精霊だった。しかし、ゴーヤーンの滅びの力によって、奴らの手先とされてしまったのだ」
SDカレハーン「だが、滅びの力から解放されても元の姿に戻る事が出来なかった…」
紡「それを博士がこのリップに宿したのです。そして私を、フェアリーリップを依り代にして精霊の力を発揮するシステムを開発したのです。でも…」
紡が俯く。
紡「今まで何度も試したのですが、精霊達が答えてくれる事は一度もありませんでした」
一同の冷たい目線がSDカレハーンに集まる。
SDカレハーン「な!?わ、私を見るな!私だって分からんのだ!私は永い眠りについていたのだからな…」
SDカレハーン「…。だがさっき、誰かの声が聞こえたのだ…」
紡「私もです。あの時、声が聞こえて…。ポーチを見るとグリーンリップが輝いていました…」
薫「他のリップも?」
紡が首を横に振った。
紡「今もそうですが、他のリップには何も…」
SDカレハーン「話はここまでだ…。正直、この姿でいる事自体、力を消費する…。また、眠らせてもらうぞ…」
そう言うと出てきた時の様に、紡の腕をピョンピョンと跳ねて、ポーチの中へ入ろうとした。
その時だった。
咲「カレハーン!」
咲がSDカレハーンを呼び止めた。
SDカレハーンが振り返る。
咲「ありがとう!」
舞「ありがとう」
満「助かったわ、カレッチ」
薫「ありがとう」
フラッピ達もそれに続く。
SDカレハーン「フン!」
SDカレハーンは照れくさそうに鼻息を立てると、そのままポーチの中へ戻っていった。
紡がポーチを開けるとSDカレハーンはグリーンリップの姿に戻っていた。
咲「いや~急展開だったナリ~」
舞「そうね」
満「まさか、カレハーンと一緒に戦う事になるとはね」
薫「確かに恐ろしい相手だったけど、味方になればこれ程頼もしい者はないわね」
フラッピ「もうヘトヘトラピ~」
チョッピ「お腹減ったチョピ~」
咲「うわ!もうこんな時間!急いで病院に帰らないと!それじゃあ、またね!」
そう言うと咲は脱兎の如く走り去った。
フラッピ「またフラッピを忘れてるラピ~」
そう言いながら、フラッピが咲の後を追いかけていった。
満「そう言えば咲は、まだ入院してたのね」
薫「そうね」
舞「うふふふふ…。あんなに苦しんでいた咲を見たのが、もう昔の事だったみたい」
フラッピ「舞~、お腹減ったチョピ~」
舞「ごめんね。じゃあ、私達も帰りましょ」
ムープ「今日は疲れたムプ~」
フープ「早く帰って眠りたいププ~」
薫「紡、私達も帰りましょ」
紡「はい!」
そこには陰を背負った紡はもういなかった。
まだ、ネオ・ダークフォールとの戦いは始まったばかりだ。
幹部の一人を倒したに過ぎない。
だが、プリキュア達の決して諦めない力、奇跡を呼び起こす力を目の当たりにした紡の心には、未来への希望が溢れていたのだった。
マーキュリー「イリジウムがしくじった様ですね…」
そこはネオ・ダークフォールの本部。
セシウムの部屋だった。
デスクの上の小型のモニターにマーキュリーが映し出されていた。
セシウム「はっ、申し訳ありません…。成功率95%…。想定外でした…」
マーキュリー「フフフフ…。私が不老不死の身体を与えたイリジウムを倒すとは…。やはり侮れませんね…。で、次の手は打ってあるのですか?」
自分の部下が倒されたというのに、マーキュリーの表情は何処か楽しげだ。
セシウム「はっ…!アフリカ大陸担当のリチウムが戻っております…。彼女をプリキュア担当の後任に任命しました…」
マーキュリー「…分かりました…。セシウム、信頼していますよ。ただ…、貴方にも次はないと思いなさい…」
セシウムは思わず息を呑んだ。
マーキュリー「断罪の日は間もなくです。残された時間はありませんよ…。フフフフフ…」
セシウム「はっ…!!成功率98%…!想定内です…」
常に冷静なセシウムの頬を冷や汗が流れていった。
モニターの電源が切れたのを確認すると、セシウムはインターホンのスイッチを押した。
セシウム「リチウムを呼んでくれ…」
間もなく、リチウムがセシウムの部屋へやって来た。
リチウム「お呼びですか、セ・シ・ウ・ム・さ・ま~!」
相変わらず、セシウムの前ではリチウムの態度は違っていた。
セシウム「マーキュリー様から君に直々の任命だ…。プリキュアを直ぐに抹殺するのだ…!リチウム…、期待しているぞ…」
リチウム「セシウム…さ…ま…」
リチウムは乙女モード全開だった。
その時、セシウムが席を立ち、リチウムに歩み寄った。
そして彼女をそっと抱きしめた。
セシウム「リチウム…」
リチウムにとって青天の霹靂だった。
普段ならリチウムから抱きつく事はあっても、セシウムから抱きしめられた事など一度もなかったのだ。
突然の事にリチウムは喋る事も出来なくなっていた。
ただ、天にも昇る様な気分を味わっていた。
リチウム「(私…、このまま死んでも…、いい…!)」
セシウム「リチウム…、いいな…。必ずプリキュアを抹殺するのだ…。分かったな…」
セシウムは抱きしめていた手を解くと優しい眼差しで語りかけた。
リチウム「はい…」
だが、リチウムはまだ今の抱擁の余韻に浸っている様だった。
ふらふらとした足取りでセシウムの部屋を後にした。
?「おうおう!プレーボーイ丸出しじゃねえか!え!?ネオ・ダークフォールの最高幹部ってより、ホストの方が似合ってるんじゃねえの!?」
何処からともなくカーボニウムがセシウムの部屋に現れた。
セシウム「フッ…。我が身の保身の為なら何でも利用するさ…。私とて折角手に入れた不老不死の力…、手放したくはないからな…」
そう言うとセシウムはデスクの上に置いてあった書類を手に取った。
セシウム「成功率98%…。想定内だ…」
カーボニウム「そう言やあ、イリジウムちゃんがプリキュアにやられたってな!」
カーボニウム「あんな小娘にやられるなんて、イリジウムちゃんも落ちぶれちゃったもんだね~。ウヒャヒャヒャヒャ…」
セシウム「プリキュアを侮るな…。イリジウムのプリキュア抹殺成功率95%…。想定外だ…」
セシウム「我々がマーキュリー様から頂いた不老不死の身体をも消滅させる力…。断罪の日を前に最大の障害となるとはな…。想定外だ…」
セシウムは手に持った書類を置き、カーボニウムに鋭い眼差しを向けた。
セシウム「いくら、君がマーキュリー様からのご寵愛篤いとは言え…、いつまでもピエロでいられては困るんだがな…」
カーボニウム「へいへい…。まあ、せいぜいリチウムちゃんが上手くやってくれる様に祈っときますよ!ヌヒヒヒヒ…」
しかし、カーボニウムはそれを意にも介さない様に頭の後ろで腕を組み、口笛を吹きながら部屋の外へ出て行った。
セシウム「…(食えん男だ…)」
キャスト
日向咲(キュアブルーム)/声:樹元オリエ
美翔舞(キュアイーグレット)/声:榎本温子
霧生満(キュアブライト)/声:岡村明美
霧生薫(キュアウィンディ)/声:渕崎ゆり子
フラッピ/声:山口勝平
チョッピ/声:松来未祐
ムープ/声:渕崎ゆり子
フープ/声:岡村明美
カレハーン/声:千葉一伸
紡(フェアリーリップ)/声:斎藤千和
イリジウム77/声:小山力也
カーボニウム6/声:高木渉
リチウム3/声:喜多村英梨
セシウム55/声:島田敏
マーキュリー80/声:三瓶由布子
第9話「パンパカ歓迎会は嵐の予感」へ続く
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