「よにんでSUPER TEUCHI 10th LIVE!~10⁺α~」二部(夜の部)レポート |
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今回は、2017年12月10日(日)開催されました「よにんでSUPER TEUCHI 10th
LIVE!~10⁺α~」の二部(夜の部)レポートをお送りさせていただきます。
また、レポートの中に書かせていただいている出演者のコメントにつきましては、自分の聞き違いやニュアンスの取り違いの可能性もあります。 もし、大きな間違いがありましたら、ご一報いただけると助かります。 宜しくお願いします。
「よにんでSUPER TEUCHI 10th
LIVE!~10⁺α~」
開催日:2017年12月10日(日) 開催時間:一部13:00開場13:30開演/二部18:00開場18:30開演 会場:「初台DOORS」 出演:「うちやえゆか」、「榎本温子」、「樹元オリエ」、「五條真由美」
では、スタートです。
一部(昼の部)が終わってから二部(夜の部)が始まるまで、まだ3時間くらいありましたので、「Hさん」と一緒に会場周りを散策して時間を潰す事にしました。 しかし、やはり待ち時間が3時間もあるという事で、結局散策は途中で諦めていつものファミレスで時間を潰す事にしました。
Hさんとの会話は先の一部の内容(セットリスト)や午前中に話題に挙がらなかった近況報告、最近のプリキュアシリーズ、そして「プリキュア
つながるぱずるん」についてでした。 後、婚活の進行状況も少々・・・。 個人的に気になったのは、先の一部の最後に行われた「サポーター限定SPアンコール」についてです・・・。
今回はレポートですので個人的な感想は出来るだけ控えさせていただきますが、うーん・・・。
そして、開場時間が近くなりましたので、再び会場へと戻りました。 勿論、Hさんは「(サンキュー10周年)コース」ですので列の前に、自分は最後尾に並びました・・・。 自分が最後尾に並んだのには理由があるのですが、今回は省略させていただきます・・・。
会場に入ると、Hさんが一部と同じ壁際を確保して下さっていましたので助かりました。
「テウチライブ」が10周年という事は、第一回目から行っている自分も10歳歳を取った事になります・・・。 腰痛持ちという事もありますが、そろそろオールスタンディングは厳しいのかも知れません・・・。 Hさんとそんな会話をしていると、それまで会場に流れていた洋楽のBGMが、一部と同じ 「Pa!っとハレバレじゃん」に切り替わりました。 一部のレポートにも書かせていただきましたが、この曲は2007年5月16日に初めて開催された「よにんでSUPER☆TEUCHI☆LIVE」の記念すべき1曲目に歌われた曲なのです。
一部に参加された方は、この曲が今回のライブのスタートだという事が分かっていたと思います。 観客の視線がステージへと向けられました。
バンドメンバーがステージに登場すると、会場のボルテージが一気に上がります。 バンドメンバーに続いて、テウチメンバーがステージに登場すると、観客は大歓声と拍手で迎えました。 ステージ向かって左から、うちやえさん、榎本さん、樹元さん、五條さんという並びになりました。 四人とも一部とは違う衣装での登場となります。 一部では、「テウチライブ」史上初(?)となるうちやえさんと五條さんのお揃い(?)コーデが見られましたが、二部ではいつものモードに戻っていました。
そして、「テウチライブ」10周年記念ライブ「よにんでSUPER TEUCHI 10th
LIVE!~10+α~」の二部(夜の部)の幕が上がったのです。
テウチメンバー4人で歌われた記念すべき1曲目は、ライブアルバム「10⁺α」に収録されている「Life goes on!」です。 作曲を「映画プリキュアオールスターズDX
みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」のエンディングテーマ「プリキュア、奇跡デラックス」の作曲でもお馴染みの「岩崎貴文」さん、作詞をうちやえさん、編曲を「大石憲一郎」さんという豪華メンバーが担当された曲です。
1曲目が歌い終わると、一部(昼の部)と同様、MCなしで2曲目に入ります。
テウチメンバー4人で歌う2曲目は、テウチオリジナルソングとなる「Girl's
power,forever」です。 この曲は、作詞を「ふたりはプリキュア
スプラッシュ☆スター」のオープニングテーマ「まかせて★スプラッシュ☆スター★」を始め、数多くのプリキュアシリーズで作詞を手掛けられている「青木久美子」さん、作曲、編曲をこちらもプリキュアシリーズで数多くの編曲を手掛けられている大石さんが担当されています。
五條さん「ありがとうございま~す!」
実は、この曲の途中にちょっとしたアクシデントがあったのですが、それは後のテウチメンバーの自己紹介のコーナーにて・・・。
ここでMCが入ります。
榎本さん「『よにんでSUPER
TEUCHI 10th
LIVE!~10⁺α~』夜の部へよーこそ~!」
一部(昼の部)の反省(?)からか、素晴らしいタイトルコールでした・・・。 続いてテウチメンバーの自己紹介です。
五條さん「改めまして五條真由美です!夜の部も宜しくお願いしま~す!」
樹元さん「今日はすっごい楽しみに来ました!樹元オリエで~す!」
榎本さん「恐ろしく歌詞を飛ばしましたが、榎本温子で~す(笑)」
うちやえさん「ず~っと前からライブやってる気がしますけど、一部が終わっちゃって、二部終わっちゃうの淋しいですけど、最後まで盛り上がって・・・」
案の定、うちやえさんのこの挨拶には他のテウチメンバーからブーイングが上がってました・・・。
五條さん「それこそ『今来たばっかり』じゃん!2曲で『もう終わりです』」 樹元さん「やえさんのライブは凄い前から(笑)」 五條さん「凄い前からやってるから」
早くも『うちやえ節』全開です・・・。
うちやえさん「なのでね、本当に楽しみたいと思ってます。本当に皆さんと一緒に楽しめたらと思ってます。宜しくお願いします。やえ丼、うちやえゆかで~す!」
ここで榎本さんが先の話に言及されました。
榎本さん「『Girl's
power,forever』ね、一部でやってないんですよ。で、歌ってたら楽しくて、『いい曲だな、この曲』と思って、『歌詞もメロもアレンジも最高だな』って思ってたら」 五條さん「大分前半の方でしょ?思ったの(笑)」 榎本さん「すっごい思ってたら、『あ、自分だった!』って思って」
よく「テウチライブ」のレポートで言わせていただいてますが、「テウチライブ」が口パクではない証拠でもありますので・・・。
榎本さん「今回のライブはですね、テウチライブが手作りで始めて10周年という事で、今年の3月にライブを行った時に、お客さんの方から『10周年だよ』と教えていただき(笑)、『あ、これは何かしなくては』という事で、クラウドファンディングで支援を募ってアルバムを作り、今日はレコ発ライブの日です!」
榎本さん「皆さんのお陰で作れたCDです。これはまぎれもなく。私たちだけではもう・・・」 五條さん「無理無理無理無理・・・、全然無理、全然無理、全然無理」 榎本さん「皆さんのお陰で作れた沢山の温かい曲達を、今日は沢山歌いますので、最後まで楽しんでって下さ~い!」
ここからソロコーナーが始まります。 一部では4曲目からソロに入りましたので、二部はそれより1曲早いスタートとなります。
榎本さん「ここからは早速ですがソロコーナーにまいりますが、うちやえさんからですね!じゃあお願いしま~す」
ソロコーナーのトップバッターはうちやえさんです。
うちやえさん「何か最初からへんてこな感じになっちゃいましたけど、でもですね、とても大事な曲をソロで歌わせていただきたいと思います。この4人のね、知り合ったのが『ふたりはプリキュア
スプラッシュ☆スター』という番組でした。そこから人生楽しくてね。本当に皆さんのお陰ですね。やえ丼、何歳になったんだろうと思っててね。17歳だけど」
このうちやえさんの『17歳』発言に会場が盛り上がる中、実は一人だけブーイングのポーズを取った人がいた事に観客の方はお気付きだったでしょうか・・・。 その事にうちやえさんが気付く事はありませんでした・・・。 何故なら、その人はうちやえさんの後ろに座っていたからです・・・。
その人こそ、いつもクールな「ペー様」ことキーボード担当の「安保一平」さんです・・・。 安保さんがそういうリアクションするのが意外でした・・・(笑)。
そんな事があった事に全く気付いていないうちやえさんが歌われた3曲目は、「ふたりはプリキュアSplashStar
VocalアルバムⅡ~奇跡の雫~」のタイトルにもなっている「奇跡の雫」です。 作詞作曲をうちやえさん、編曲を「高木洋」さんが担当されています。
個人的には、「S☆S」のキャラクターソングの中で、三本の指に入るお気に入りの曲です。
うちやえさん「どうもありがとうございま~す」
うちやえさん「続いて、オリエちゃんに登場していただきましょ。樹元オリエちゃん!」
うちやえさんに呼ばれて、樹元さんがステージに登場されました。 そしてうちやえさんは、樹元さんと交代でステージを下りられました。
樹元さん「『奇跡の雫』いい曲だよね~。この曲聴くと『スプラッシュ☆スター』の事思い出しちゃって。本当ついこの間、『プリキュア
つながるぱずるん』の収録で咲をやらせてもらって、結構(『S☆S』を)見直して、オープニングから見たりして、『はぁ~、やえさん凄いな』って思ったり(笑)。凄い懐かしい思いで一杯になって、本当に奇跡の出会いだったなーなんて思ってます」
ここで樹元さんが次に歌われる曲の制作秘話を明かされました。
樹元さん「今回、私のソロの曲の話なんですけど、歌詞をですね、六ツ見さんって方に、よくプリキュアの歌詞を書いてる方にお願いしたんですけど、『テーマは?』って言われたんですね。で、『テーマはこの奇跡の出会いに、兎に角みんなにありがとう!って言いたい』って事を伝えて、この歌詞を書いてもらいました。なので、その想いが皆さんに届けばいいなって思います!」
樹元さんが歌われた4曲目は、ライブアルバム「10⁺α」に収録されている「微笑みの花束」です。 作詞を「フレッシュプリキュア!」のオープニングテーマ「Let's!フレッシュプリキュア!」を始め、多くのプリキュア作品のオープニング、エンディングテーマ等の作詞を担当されている「六ツ見純代」さんが担当されています。 そして、作曲と編曲を「テウチライブ」の不動のギタリスト「ジョージ」』こと、「中畑丈治」さんが担当されています。
樹元さん「ありがとうございました~」
樹元さん「じゃあ、さてみんなを呼んでみようかな。みんなー、来て~(笑)」
一部の序盤ではテウチメンバーのソロが続きましたので、この後は榎本さん、五條さんのソロが続くと思いきや、うちやえさん、樹元さんのソロが終わった後にテウチメンバー全員が再びステージに揃う事になりました。
五條さん「オリエちゃん、可愛かったよ~」 榎本さん「可愛い。最高。俺の嫁、可愛い」 樹元さん「まいこにもね、歌唱指導お願いしてたんだ。リハの時に。この辺が上手く切れないんだけどとか(笑)。そう教えてくれました」
ここで「微笑みの花束」を作曲された中畑さんから少しだけ制作に関するコメントが出ました。
榎本さん「今回オリエちゃんの曲は、ギターのジョージ(中畑さん)が作ってくれました!制作如何でしたか?」 中畑さん「楽しかったです。スタジオでね、色々出来たんで、本当楽しかったです」 榎本さん「私たちがね、コーラスを2番で入れたりとかしましたけど。一番オリエちゃんのキーとかよく分かってますもんね」 中畑さん「そうですね。ソロ曲も歌ってたり、そういう意味ではね。資料は一杯・・・(笑)」
「テウチライブ」ではテウチメンバーのMCは結構多いですが、バンドメンバーが語られる事はほぼありませんので、中畑さんの貴重な肉声(?)となりました。
そして今回、10周年記念アルバムで新曲を複数作った理由について、榎本さんと五條さんが語られました。
榎本さん「今回アルバムにソロ曲を入れようとなったのもね、オリエちゃんのソロを増やすっていう・・・(笑)」 樹元さん「他で歌わないからね」 五條さん「うちらはね、歌手だからバラで歌ってたりするんですけども、なかなかオリエちゃんのソロ曲が増えなかったので、今回作るんだったらソロ曲作ったらいいじゃんみないなね」 樹元さん「本当、テウチでしか歌わない!」 五條さん「いんだよ、別に(笑)。自分でワンマンライブやって」 樹元さん「いやいやいやいや・・・(汗)」
これには観客も大盛り上がりです
榎本さん「今持ってる3、4曲のを永遠に歌い続ける」 五條さん「後はトークか、食べて『これが美味しいです』って実況。後は読み聞かせ」
樹元さんのソロ曲と言いますと、まず「テウチライブ」で歌われた中だけでも、「S☆S」の「咲」のキャラソン2曲「海が見えたら」、「海に月、心に光、キラキラと。」があります。 その他にも、「テウチライブ」オリジナルソングの「ひまわり」、「似たものどうし」もあります。 また、樹元さんが主人公「麻井麦」役を演じられたアニメ「ひとひら」のオープニングテーマ「夢ひとひら」を「テウチライブ」でカバーされた事もありました。
今回の「微笑みの花束」を入れると、6曲は手堅いですね。
そんなテウチメンバー4人で歌われた5曲目は、ライブアルバム「10⁺α」に収録されている「繋がる世界と未来への紙飛行機」です。 「ボカロP」としても有名な「PolyphonicBranch」さんが作詞、作曲を担当されています。
五條さん「ありがとうございます」
榎本さん「続きましては、まいこのソロで~す」
「繋がる世界と未来への紙飛行機」を挟んで、再びソロコーナーとなりました。 五條さんを残し、他のメンバーはステージを下りられました。
五條さん「PolyphonicBranchさん繋がりという事で、今日物販にも置かせていただいてます『Dear
My Place』から1曲お届けしたいなと思います。『嘘と花束』、聴いて下さい」
五條さんが歌われた6曲目は、オリジナルアルバム「Dear
My
Place」に収録されている「嘘と花束」です。 先の「繋がる世界と未来への紙飛行機」と同様、「PolyphonicBranch」さんが作詞、作曲を担当されています。
五條さん「ありがとうございました~」
五條さん「続いてのソロは、あっちゃんですね」 榎本さん「は~い」
五條さんの声を合図に榎本さんがステージに登場されました。 五條さんは榎本さんと少しだけMCをされた後、観客の拍手に送られながらステージを下りられました。
ここで榎本さんは、今回「10⁺α」に収録されている「Start up
wonder」の作詞を担当された作詞界の巨匠「松井五郎」さんのエピソードを披露されました。
榎本さん「今日ね、お花もいただいちゃって、メールしないとと思ってるんですけど・・・(笑)。大巨匠の方なんですが、凄く『Be
My Angel』をご本人も気に入って下さってて、『僕はアニメのフォルダーの一番上は「Be My
Angel」だからね』って言ってくれるですよ(笑)。本当にお優しい方で、今回曲を作ってもらいました」
榎本さんが歌われた7曲目は、その「Start
up wonder」です。 作詞を巨匠松井さん、作曲を「テウチライブ」初期のドラム担当であり、数多くのプリキュアソングの編曲を務められた大石さんが担当されています。
実は、こちらの曲には『Wonder
girl』という歌詞があるのですが、榎本さんがその部分を歌う際には、会場に来場されている女性の観客を探して指を指すシーンが見られました。
「テウチライブ」は男性の観客が圧倒的に多いですが、こういうちょっとお得な(?)演出も時々見られます。
榎本さん「ありがとうございます!女の子探すのめっちゃ楽しい、これ!いや、ボーイも思ってるよ。ボーイも思ってるけど、その中からガール探すのが凄く楽しくて。ありがとうございます!定番になりそうです」
榎本さん「さあ、メンバー呼びたいと思います!宜しくお願いしま~す」
ここで再びテウチメンバー全員がステージに揃いました。
榎本さん「これも、ライブだけで披露してたんですけども、今回アルバムに収録されたという事で」 五條さん「はい、そうなんです。私が作詞作曲した楽しい曲になります」 樹元さん「振り付けまで全部ね」 うちやえさん「そうそう、そうだった・・・」
テウチメンバー4人で歌われた8曲目は、こちらもライブアルバム「10⁺α」に収録されている「Icecream」です。 作詞作曲を五條さん、編曲を大石さんが担当されています。
こちらの曲では、先に樹元さんが言われた様に五條さんが振り付したダンスがあるのですが、その際にうちやえさんと榎本さん、樹元さんと五條さんがコンビになる部分があるのです。 その時にうちやえさんとコンビを組んでる榎本さんがうちやえさんの振り付けを見ていつも笑ってる(笑いをこらえてる)のがとても印象的です。
五條さん「ありがとうございました~」
ここで五條さんの口から「Icecream」の振り付けの誕生秘話が語られました。
五條さん「『Icecream』初めて作った時は、振りがある感じのピコピコした曲が作りたいと思って。そんでやえさんと振りを詰めたんだよね、カラオケボックスで」 樹元さん「カラオケボックスで(笑)」 うちやえさん「そう、そうだった・・・」 五條さん「全体決めて、これどうしよう・・・みたいな」 うちやえさん「そう。動画も残ってるもんね。二人で撮ったやつ」 樹元さん「未だにそれ見てね、こうだったねって言って」 榎本さん「バンドさん、一回お休み」
ここでバンドメンバーは一旦休憩に入られます。 観客の拍手に送られてバンドメンバーはステージを下りられました。 バンドメンバーがステージを下りられたという事は・・・。
榎本さん「今回のアルバム、本当にベストアルバムみたいな感じですよね・・・。待って・・・!早く伊福部さん呼ばないと怒られる・・・。伊福部さんお願いします!」 伊福部さん「はーい・・・」 うちやえさん「べっちーっ!」
「テウチライブ」のトークコーナーと言えばこの方、「伊福部崇」さんがステージに登場されました。 勿論、今回も「テウチライブ」定番となっているトークコーナーでの伊福部さんの立ち位置のやり取りがいつも通り行われました・・・(伊福部さんはうちやえさんから一番遠い位置を希望)。
伊福部さん「ここで大丈夫です。ここで大丈夫です」
そして、伊福部さんは素早く反転攻勢に移ります。
伊福部さん「本当にでも良かったです。2曲でやえさん帰っちゃうんじゃないかと思って。本当にね、あんなに『今来たばっかり』と思った事ないです」
勿論、これは今回のレポートの序盤に紹介させていただいたテウチメンバーの挨拶の中でのうちやえさんの挨拶についてのツッコミです・・・。
伊福部さん「さあそういう訳でですね、ここではですね、今回アルバム、そしてライブ、ここまで辿り着いた訳ですから、これについてのお話をしていきたいと思うんですけども、お昼の部で言うの忘れちゃったんで改めて言わせていただきますが、10周年おめでとうございます」
伊福部さんの祝福の言葉に観客席からも拍手が沸き起こりました。 そして伊福部さんとテウチメンバーから、テウチライブのタイトルの誕生秘話が語られました。
伊福部さん「始めの時はね、10年続くとは思ってなかったですからね」 榎本さん「適当な感じで頼んじゃったからね・・・(笑)」 伊福部さん「そうよ。だって、『ライブタイトル付けて~』って言われて」 榎本さん「そう」 伊福部さん「『じゃあ手打ちでやるんだったらテウチライブどう?』って」 榎本さん「対外的に分かりやすいし」 伊福部さん「まさかそんな10年使われると思うと、もうちょっとちゃんと考えてればって思いましたけどね・・・」 五條さん「確かに・・・。1、2回・・・、1回出来たらいいやって感じが最初あったしね。1回やってみたら意外と皆さんも来てくれたし、反応も良かったから、じゃあ次もやろうみたいな」 うちやえさん「自分達が楽しいしね」
ここから、質問形式のトークコーナーに移りました。
伊福部さんから出されたお題は、『この10年で一番思い出深い事は?』です。
しかし・・・。
うちやえさん「・・・」
榎本さん「・・・」
樹元さん「・・・」
五條さん「・・・」 伊福部さん「ないの!?全然ないの、10年やってきて!?あるでしょ、そりゃ!」
テウチメンバーの無回答に伊福部さん半切れでした・・・(笑)。
まずは榎本さんです。
榎本さん「私は、プリキュアの曲メインで歌ってたんだけど、『オリジナル(曲)でも作ろうよ。作れる人いるんだから』って言って、何となく曲を増やしていったじゃん。それで毎回『今回どんなテーマにする?』とか言いながら新曲のテーマとかやるんだけど、オリエちゃんの何人目かの妊娠の時に作った曲が『Life goes
on!』だったのね。それで人生は続いて行くんだなと・・・(笑)。それが凄く印象的」
この「テウチライブ」定番の樹元さんの妊娠ネタを切欠に、話題はどんどん本題から外れて行きました。
伊福部さん「確かにテウチって言うと、ここにイスがあると『あ、今回もか』」 樹元さん「10周年って言われて、『今回も妊娠しなきゃいけないんだ・・・』みたいな・・・」 榎本さん「だけど、オリエちゃん10年中、何年妊娠してた?3年・・・?3年か・・・」 樹元さん「でも、30(歳)から35(歳)にかけて、ずーっと(笑)」
今回の物販で販売されていたアクリルキーホルダーにデザインされていた樹元さんのイラストは、妊婦時の樹元さんがモチーフになっている事も明かされました。
伊福部さん「妊婦をモチーフにした・・・。なかなかないでしょうね、世の中でもね」
ここで再び本題へと戻ります。 続いては五條さんです。
五條さん「私もオリジナルの曲を作らせてもらって。私、詞曲ちゃんと一曲出来上がったのはテウチが初めてなので。だから、テウチがなかったら、きっとやろうとも思ってなかったんだろうと思うし。歌詞は書けたんですけど、曲は・・・。人の為に書く方が書きやすくて、4人でこういう事がやりたいなとか、こういう歌を歌ってみないなっていう方がやりやすくて。イメージが沸くと言うか。で、『Icecream』とか『Again』とか全く違うカラーの曲を作ってみたんですけど・・・(笑)。そういうのが凄く有り難かったなと思います」
続いては、樹元さんです。
樹元さん「テウチは妊婦で・・・(笑)。私、元気な方だったんで全然大丈夫だったんですけど、皆さんにご迷惑と言うかびっくりさせて・・・(笑)」 五條さん「だって、結構ジャンプしたりとかしてるから、みんなそれで・・・」 榎本さん「『ハートキャッチ☆パラダイス!』踊ってたよね」 樹元さん「その時は、妊娠してるって伝えたらきっとみんな不安がると思って、元気よく『ハートキャッチ☆パラダイス!』を踊って、じゃあ後に報告しようかな・・・」 五條さん「ハラハラしたよ~」
樹元さんが「ハートキャッチ☆パラダイス!」を踊られたのは、2010年5月2日に開催された「みんなそろって♪SuperTEUCHILive☆~1日限りの大集合!!~」での出来事です。
また、ここで樹元さんの夫である「稲垣理一郎」さんが、現在「週刊少年ジャンプ」で連載中の漫画「Dr.STONE」の宣伝を樹元さんが行われていました。
榎本さん「(漫画を)読んだ時に、『働けるんじゃん!』って思った」
最後は、うちやえさんです。
うちやえさん「色んなライブがありますけど、お子さんの前とか色んなライブの中でテウチライブ程みんなでやってて楽しい、終わった後で楽しい気持ちになったり、ありがとうねって思うの。なかなかね、またいつものライブと違うっていう所と、後、大晦日までね、やったじゃない?」 榎本さん「カウントダウン」 うちやえさん「色んな用事があるでしょうに。そこまで来て下さったんですけども。あれは結構強烈な思い出でしたね~」
これでテウチメンバー全員の印象に残っているエピソードの紹介が終わったと思いきや、ここで意外な展開が待っていました。
榎本さん「逆に伊福部さんは?」
ここで、「テウチライブ」の名付け親でもある伊福部さんが、この10年で一番印象に残っているエピソードを紹介される事になったのです。
伊福部さん「僕はやえさんの作ったクイズ!ヤバかった(笑)。ヤバかった(笑)。丸々トークコーナーをお任せした事があって」 榎本さん「そうだった~!」 うちやえさん「そうだ!(山口)勝平さんとかに、声変わり中の中学生で何か言ってくれみたいな事言った」 樹元さん「無茶振りをね・・・」 榎本さん「質問じゃないじゃんみたいな事が混ざってた」
こちらは、2009年1月17日に開催された「みんなでぷちTEUCHI
LIVE」でのエピソードです。
更に伊福部さんには、もう一つ印象に残っている出来事があったそうです。
伊福部さん「後、大阪のライブ終わりの喫茶店!地獄の様な・・・!やえ丼を物凄い浴びせられた2時間の喫茶店!あれ地獄だった・・・!」 五條さん「喫茶店に入って、最初(伊福部さん)元気だったんだけど、どんどんどんどん元気がなくなって(笑)」 樹元さん「やえさんに当てられて・・・(笑)」 五條さん「帰る頃にはぐったり・・・!」 伊福部さん「ぐったりしてた・・・!あの後12時間眠りましたもん」 うちやえさん「何喋ったんだろうね?」 伊福部さん「あれから僕はやえさんを無視するっていう・・・」 榎本さん「言った!今(うちやえさんが)『意気投合した』って」 伊福部さん「馬鹿言うな」
こちらは、現時点で唯一東京以外で開催された「よにんでSUPER☆TEUCHI☆MIX!!
in
OSAKA」(2012年10月7日開催)のライブ後のエピソードでした。
これでトークコーナーは終了となりました。
伊福部さん「10周年おめでとうございます。ありがとうございました~」
伊福部さんは観客の方の拍手に送られ、ステージを下りられました。
五條さん「伊福部さんにはずっと10年手伝ってもらってますからね」 榎本さん「そう、最初から。トークコーナーなくてもいてもらって」 五條さん「うちらが出るだけのやつも、ちょっと書いてもらったりとかね」 榎本さん「そう、朗読書いてもらう時もあるし。本(テウチライブ10周年記念ブック)にね、今回掲載させてもらってますけど。色んな思い出があるもんだ」 五條さん「何か色んな事がチャレンジ出来て楽しいよね。あ、バンド呼ばなきゃだ」
ここで漸く袖で控えていたバンドメンバーに声が掛かりました。 これにはバンドメンバーも苦笑いでの登場となりました。
榎本さん「じゃあ、二人にまず任せちゃいますよ。頑張ってね~」
テウチメンバー4人の内、榎本さんと樹元さんがステージを下りられ、ステージにはうちやえさんと五條さんが残りました。
五條さん「ほんと付かず離れずの感じでいれるといいのかなと思ってるんですけど、伊福部さんと・・・、あ、聞いてなかったね。やえさん、もうね。やえさんのスイッチは違う方へ行ってましたね(笑)」 うちやえさん「今、ちょっと違う方向に行きましたけど、何の話で?」 五條さん「ですよね・・・」 うちやえさん「そうそうそう、ここの二人の話ね?・・・えっ!?」 五條さん「うんうんうん・・・、そう・・・、あの、いい・・・」 うちやえさん「私とまいこで付かず離れずコンビを組んで・・・」 五條さん「聞いてんじゃん!コンビは組んでないから・・・」 うちやえさん「コンビは組んでないかも知れないけど、より強い絆で結ばれていたいって話ですか?ありがとうございますぅ~!」
うちやえさんと五條さんさんが歌われた9曲目は、ライブアルバム「10⁺α」に収録されている「サカサマノソラ」です。
作詞を先程までトークコーナーの司会をされていた伊福部さん、作曲と編曲を大石さんが担当されています。
伊福部さんは、これまでテレビアニメ「おねがい♪マイメロディ
きららっ★」等の作詞を手掛けられているのですが、意外にも「テウチライブ」のオリジナルソングの作詞は、この曲が初めてとなります。
五條さん「ありがとうございま~す」
ここで榎本さんと樹元さんがステージに戻られ、再びテウチメンバー全員がステージ上に揃いました。
榎本さん「誰かスマホゲーとかの主題歌とかに~・・・。関係者の皆さ~ん・・・、パイプはありませんか~・・・?原盤権は私たちが待っていま~す・・・。JASRACを通していま~す・・・。以上が情報です・・・(笑)」
続いては、テウチメンバー全員で歌われる事になります。 その前に、ここで榎本さんからサプライズ発表が行われたのです。
榎本さん「続いての曲は、桃井はるこちゃんが作ってくれた名曲です!昼間も盛り上がったね!夜も是非盛り上がってほしいんですが、ここで掛け声を手伝ってくれる方を紹介します!」
榎本さんの言葉で、会場のボルテージが一気に上がりました。
榎本さん「もうスタンバってるかな?一伸さ~ん!」
榎本さんの呼びかけを合図に、「S☆S」の「カレハーン」役でもお馴染の「千葉一伸」さんがステージに登場されました。 観客が大歓声で迎えます。 勿論、「テウチライブ」で千葉さんが登場となると、あの掛け合いが定番です。
観客「カレーパーン!!」 千葉さん「カレハーンだっ!と言うかね、聞いてないよ!俺、のんびり見てたんだから今」
五條さん「さっき『お疲れ~』ってビール飲んでた」 樹元さん「そうだよ。シュワシュワの物、飲んでたよ」 千葉さん「俺、シュワシュワな物、入っちゃってるんだけど。金色(こんじき)のやつ」
ご存知の方も多いと思いますが、千葉さんは一時期、正式なテウチメンバーとしても「テウチライブ」に参加されていました。 また、今回ライブアルバム「10⁺α」に収録されている「We are
ぱわすぽ!」では、千葉さんがコーラスを担当されているそうです。
榎本さん「ミックスしてる時に、やっぱ一伸さんの声目立つなと思った」 千葉さん「かなり下げられてたよね?」
テウチメンバー4人と千葉さん(コーラス)で歌われた10曲目は、その「We
are ぱわすぽ!」です。 昨年3月に開催された「SUPER TEUCHI
MIX!!~Reunion~」で披露されたネットワークゲーム「ファンタシースターオンライン2」のライブ曲「レアドロ☆KOI☆恋!」の作詞、作曲を行われた「桃井はるこ」さんが、同様に作詞、作曲を担当された曲です。
榎本さん「一伸さんでした~!美味しくビール飲んでて~」 千葉さん「ラジャー」
千葉さんは観客席からの歓声と拍手に送られステージを下りられました。
五條さん「声出したからますますビール美味しそう(笑)」 樹元さん「この後の一杯が美味しいんじゃないかな(笑)」 五條さん「そう思います」 榎本さん「一伸さんも、突然『ちょっと声入れてもらえませんか~?』ってCDの時言ったら『何かで参加したかったから嬉しい』って言われて・・・私は『うわ~ん(号泣?)』ってなって、今呼びつけた訳です」 樹元さん「そうね(笑)。最終的にはね」 榎本さん「一伸さんにビール一本お願いしま~す!」 五條さん「いつもテウチ来ると思うんだけど、『みんな大好き一伸さん』だよね(笑)。一伸さんの時の歓声が一番いつも大きい。鳴りやまなかったもん。大人気!さっき喋れなかったくらい歓声が。みんな一伸さん大好きなんだな~って思って(笑)」
次の曲が11曲目という事で、いよいよ「テウチライブ」も終盤を迎えます。
五條さん「という訳で!」 榎本さん「はい!」 五條さん「『ウキ☆ノリ』を行きたいなと思います!『ウキ☆ノリBoom!!』聴いて下さ~い!」
テウチメンバー4人で歌われた11曲目は、ライブアルバム「10⁺α」に収録されている「ウキ☆ノリBoom!!」です。 作詞を五條さん、作曲と編曲を大石さんが担当されています。
「ウキ☆ノリBoom!!」が終わるとテウチメンバーのMCが入ると思いきや、そのまま続けて次の曲へと移ったのです。 実は、MCなしでの連続歌唱は一部でも行われていました。 ただ、一部ではラスト3曲(13曲目、14曲目、15曲目)で行われましたが、二部ではそれより2曲も早い11曲目からのスタートとなりました。
テウチメンバー4人で歌われた12曲目は、「ふたりはプリキュア
マックスハート」のオープニングテーマ「DANZEN!ふたりはプリキュア(Ver.Max
Heart)」です。 こちらの曲をテウチメンバー4人で歌う際は、2番の主メロをうちやえさんが歌うという豪華バージョンとなります。
五條さん「イェ~イ!ありがと~!」
うちやえさん「まだ行けるか~!?まだまだ行けるか~!?盛り上がって行くよ~!『まかせて★スプラッシュ☆スター★』~!」
テウチメンバー4人で歌われた13曲目は、ご存知「S☆S」のオープニングテーマ「まかせて★スプラッシュ☆スター★」です。 勿論、先の「DANZEN!ふたりはプリキュア(Ver.Max
Heart)」とは逆に、2番の主メロを五條さんが担当されています。
榎本さん「『トゥッティ!』行くよ~!」
一部では3曲連続でしたが、何と二部ではそれを上回る4曲連続となりました。
テウチメンバー4人で歌われた14曲目は、ライブアルバム「10⁺α」に収録されている「トゥッティ!」です。 アニメ「響け!ユーフォニアム」のエンディングテーマで、2015年に開催された「SUPER
TEUCHI MIX 2015ーShooting 4 Star」でカバー曲として歌われました。 今回、「10⁺α」にカバー曲として収録されています。
五條さん「疲れた~(笑)」 榎本さん「みんなも水飲もう(笑)。水飲もう。水飲も、水飲も、水飲もう、そうしよう。誰ですか、このセットリスト考えたのは・・・?」 樹元さん「誰?楽しかったけど・・・(笑)」 五條さん「誰かな~」 樹元さん「凄い楽しかったけど・・・(笑)」 五條さん「折角二部だし、やれる事はやった方がいいんじゃないかなと・・・(笑)。あっついね・・・」 榎本さん「『トゥッティ!』のテウチアレンジどうですか!?めっちゃいいよね、この曲・・・」 五條さん「テウチ用に大石君が、またアレンジしてくれて・・・。『wow』が、みんなの声で聴けるの結構私凄い感動したんだけど」 榎本さん「もう本家を上回る勢いで歌っていこう!」
榎本さんの意気込みに、会場から歓声と拍手が沸き起こりました。
そして、いよいよ「テウチライブ」も最後の曲となります・・・。
観客「今来たばっかり!」 五條さん「『今来たばっかり』は、やえさんのあん時でしょ。あそこから結構あるから(笑)。やえさん的にはどうなんですか?さっきの2曲目終わりと今と」 うちやえさん「いやいやいやいやいや・・・、もうこうなったら、終わってほしくない」
このうちやえさんの発言に会場からも歓声と拍手が上がりました。
うちやえさん「終わるとかあるの?終わるってあるの?」 五條さん「そんな事言ってると、さっきのリハの時みたいにやえさんの曲を一平ちゃんが弾き語り始めるよ?」
そして、今回のライブのクラウドファンディングやアルバムの話が終わり、いよいよ次の曲で「テウチライブ」も終演かと思いきや、予想外の展開が待っていたのです・・・。 それは最後の曲に入る直前に起こったのです・・・。 流石「テウチライブ」・・・、いや、うちやえさんです・・・。 最後の最後で再び『うちやえ劇場』が開幕する事になるのです・・・。
榎本さん「さあ、続いての曲が最後の曲となりますが、聴いて下さい・・・」 うちやえさん「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『Again』です」
本来「Again」はバラードという事で、いつも静かな雰囲気で曲に入って行きます。 しかし、うちやえさんがタイトルコールを忘れていたのか、本来はないタイトルコールを言ってしまったのか、ここで微妙な間が出来てしまったのです・・・。 これには観客席からも笑いをこらえる声が複数聞こえてきました・・・。 ですが、最も笑いをこらえてる人は観客席ではなく、ステージ上にいたのです・・・。 それは、うちやえさん以外のテウチメンバーでした・・・。 シリアスな場面だからこそ、これは効いたと思います・・・。 必死で笑いをこらえます。 しかし、遂に限界が来た様です・・・。
五條さん「ちょっと待って~(笑)。今、もう後ろで笑っちゃったから」 榎本さん「も~、この曲行くの難しいんだからね(笑)」 樹元さん「そうだよ(笑)」 榎本さん「凄い精神力いるんだから」 うちやえさん「いや、本当だ。ちょっと止めて!」
思わぬアクシデントに会場は大盛り上がりです。
榎本さん「照明消えかけてだでしょ(笑)。シューってなってる時に何で言うの?」 五條さん「しかも、『(徐々に小さく)Againです』」 榎本さん「照明に合わせて絞ったでしょ!?」
10周年記念ライブという事で、最後の最後でうちやえさんが締めてくれました・・・。
そんなアクシデント(?)に見舞われながらも、テウチメンバー4人で歌われた「よにんでSUPER TEUCHI 10th LIVE!~10+α~」最後の曲(15曲目)は、ライブアルバム「10⁺α」に収録されている「Again」です。 五條さんが初めて作詞、作曲の両方を担当された曲で、編曲を大石さんが担当されています。
五條さん「ありがとうございました・・・」
ライブ最後の曲「Again」を終わりますと、出演者全員が観客席に向かって挨拶し、バンドメンバーと共にステージを下りられました。 観客席からは、出演者、バンドメンバーに惜しみない拍手と歓声が送られましたが、バラバラだった拍手が徐々にリズムへと変わり、やがてアンコールの大合唱が始まりまりました。
観客席から上がる鳴り止まぬ拍手とアンコールに応えて、バンドメンバーが再びステージへ登場します。 それから暫くして、テウチメンバーもステージに再登場しました。
アンコール1曲目は、MCを挟まずにいきなりスタートとなりました。
これで一部のリベンジが出来たのだと思います・・・(詳しくは一部レポートにて)。
テウチメンバー4人で歌われたアンコール1曲目は、ファーストアルバム「Friend×Friend」に収録されている「ST STARS☆彡(Super Teuchi STARS☆彡)」です。
テウチライブの名を冠したライブの代表曲で、初めて「テウチライブ」で披露されたオリジナルソングでもあります。
作詞を五條さん、作曲をうちやえさん、編曲を大石さんという通称『テウチビッグ3』が担当されています。
五條さん「ありがとうございまーす!」
榎本さん「『ST STARS☆彡』歌うと何かこみ上げるものがある」
五條さん「こみ上げてる・・・(涙)」
「ST STARS☆彡(Super Teuchi STARS☆彡)」は、初めて「テウチライブ」で披露されたオリジナルソングという事もあり、これまで10年間の想いが過ったのか、五條さんが感極まって目に涙を浮かべる場面もありました。
榎本さん「10年・・・経ったね!」
五條さん「これが、オリジナルで最初に作ったなーなんて」
うつやえさん「そうだねー」
榎本さん「止めて下さい・・・(泣)」
五條さん「凄いなーと思って」
榎本さん「凄いんですよ、これ。声優とアニソン歌手のミックスの謎のユニットですけども・・・(笑)。番組で出会って、本当にプライベートでも仲良くさせてもらってて、それぞれのお家(うち)に遊びに行くっていう友達が、30(歳)過ぎて出来るとは思いませんでした・・・(笑)」
ここで話題は、「テウチライブ」のスタッフの方へと移りました。
まずは、観客誘導や物販等のスタッフの方です。
榎本さん「出会いに感謝なんですけども、10周年という事でスタッフさんにもね、感謝したいなーと思って。手伝ってくれる『スリートゥリー』さんありがとうございます」
うちやえさん・樹元さん・五條さん「ありがとうございまーす」
観客の方々もステージ後方で控えているスタッフの方々に向けて歓声と拍手を送られました。
五條さん「物販とかも寒い中ね、いつもこう寒かったり凄く暑かったりする中、外でやっていただいて・・・」
榎本さん「後、雨だったり・・・(笑)」
続いては、PA(Public Address)の方です。
「PA」とはライブの音響に関わるスタッフの方の事です。
榎本さん「後、いつも歌いやすく調整してくれるPAさん本当ありがとうございます。凄く歌いやすいです」
うちやえさん・樹元さん・五條さん「ありがとうございまーす」
榎本さん「いつも隣にいてほしい(笑)。どの現場でもいてほしい」
続いては、プロンプの方です。
ここで意外な方のお名前が出る事になります
榎本さん「後、プロンプさん、すみません階段の下で。ありがとうございます」
うちやえさん・樹元さん・五條さん「ありがとうございまーす」
五條さん「途中からプロンプさん導入されて(笑)。それまで譜面台置いてたもんね」
うちやえさん「そうだよね~」
榎本さん「仙台エリちゃんにご紹介いただいた」
五條さん「あのライブ以来かな」
榎本さんが『階段の下で』と言われたのは、この会場ではプロンプの方の待機スペースが階段の下になっているからです。
また、五條さんが言われている『あのライブ』とは、2010年5月に開催された「みんなそろって♪SuperTEUCHILive☆~1日限りの大集合!!~」を指しています。
このライブに「仙台エリ」さんは、「Yes!プリキュア5 GoGo!」チームの一員として出演されました。
最後はバンドメンバーです。
榎本さん「バンドさんもいつも難しい曲、ありがとうございます」
ただ、バンドメンバーの方々は一部で各々に話を聞かれたからか、今回はお礼のみとなりました。
五條さん「本当に色んな人に助けていただいて。勿論、テウチっていうと私たちが企画はしてますけども、沢山のお手伝いがいないと出来ない。4人だけでは勿論出来ないので。本当に皆さんに手伝っていただいて、10年間こうやって続けてこれたんだなーって思いますね。それに、勿論皆さんが来てくれたから」
榎本さん「本当だ。このイベントの主催はみんなだから!」
そして「テウチライブ」10周年記念ライブのアンコールも最後の曲となります・・・。
榎本さん「それでは、この後パトロンさん専用アンコールがありますが、その前ラストの曲になります!こちらの曲です!『10⁺α』」
「よにんでSUPER TEUCHI 10th LIVE!~10⁺α~」のアンコール最後の曲(アンコール2曲目)は、10周年記念ライブアルバム「10⁺α」のタイトルにもなっている「10⁺α」です。
作曲を「S☆S」のオープニングテーマ「まかせて★スプラッシュ☆スター★」、前期エンディングテーマ「『笑うが勝ち!』でGO!」、後期エンディングテーマ「ガンバランスdeダンス」、全ての作詞を担当された青木さんが担当されています。 そして作曲と編曲は、数々のプリキュア作品の作曲、編曲を担当されており、「S☆S」では「A message of wind」、「海に月、心に光、キラキラと。」の編曲を担当、「テウチライブ」でも多くのライブでドラムを担当された大石さんが担当されています。
五條さん「みんなで行くぞ~!せーのっ!」
曲の最後の締めは、五條さんの掛け声を合図に出演者、観客全員での締めとなりました。
五條さん「ありがとうございま~すっ!」
うちやえさん・樹元さん「ありがとうございました~!!」
榎本さん「シールを貼っている人以外はお別れです。ありがとうございました~!」
観客の方々の拍手と歓声に送られ、テウチメンバーとバンドメンバーがステージを下りられました。
榎本さんが言われていた「シール」とは、この後に行われる限定SPアンコールの権利を持つ人だけに配られたワッペンシールの事です。
テウチメンバーがステージを下りられた直後、スタッフの方がアナウンスで限定SPアンコールに参加出来ない方の退出を促すアナウンスが行われました。
それと同時に、他のスタッフの方が限定SPアンコール用のワッペンシールの確認に残られている観客の方をチェックして回られました。
限定SPアンコールに参加出来ない方の退出とスタッフの方がワッペンシールを確認している間は、会場には先程歌われた「10⁺α」のCDが流れていました(因みに、一部では同じく一部のアンコール2曲目に歌われた「We are ぱわすぽ!」でした)。
そして、一部では流れたスタッフの確認終了アナウンスを待っていたのですが、これがなかなか流れません・・・。
一部と比べて参加人数が多い為、確認に時間が掛かっているのかと思いきや、突然ステージにテウチメンバーが登場したのです。
どうやら確認終了のアナウンスは一部のみだった様です。
テウチメンバーは一部と同様、ここで今回のライブ限定のTシャツを着ての登場されました。
普段のライブではアンコール時に行われる演出ですが、今回は限定SPアンコールがある為、一部と同様このタイミングでの衣装替えとなりました。
榎本さん「ここからは、パトロンの皆さんとだけの時間だよ!」
テウチメンバーに続き、バンドメンバーもステージに登場されました。
バンドメンバーのセットアップ中、MCで繋ぎます。
話題は、今回の限定SPアンコールやワッペンシール、そして10周年記念ライブアルバム「10⁺α」の写真へと移ります。
樹元さん「いっぱい盛ってもらいました・・・(笑)」
五條さん「盛り盛りでね」
樹元さん「盛り盛りに盛ってもらいました(笑)」
観客の方から『きれいでした』との感想も挙がりました。
五條さん「本当に色んなフィルターを掛けていただいて・・・(笑)」
うちやえさん「ああいう顔で歩きたい!」
榎本さん「可愛いよ・・・(笑)。大丈夫だよ・・・」
うちやえさん「ああ、ありがとう。ありがとよっ」
これを切欠に、話題は先の「Again」でのアクシデント・・・、いや『うちやえ劇場』へと移ったのです・・・。
榎本さん「さっき本当思ったよ・・・」
五條さん「さっきのさ、『Again』はさ~!だってさ、やえさん歌い始めた時、まだ笑ってたからね・・・」
榎本さん「やえさんの歌の説得力が凄いからさ、やっぱやえさんには歌があるから。この人、歌歌えて良かったなという想いが。歌素晴らしいなと思っちゃって」
うちやえさん「いやいや、悪いな~と思って。本当に私、大好きな曲で。まいこが作ってくれた。これで、そんなつもりもなくね。あそこでこんな事して。もうこりゃダメだと思って。でも立て直していくなら自分から歌い始めだし」
五條さん「まだそれで気が楽だったでしょ?他の人だったら、本当にまた申し訳ないって」
うちやえさん「それもあるね!」
榎本さん「でも凄いよ。あそこから立て直せるんだなって思って!」
樹元さん「凄いよね~」
うちやえさん「本当にすみませんでした、本当にね~。こんなんで生きてきちゃったけども」
榎本さん「歌の力が素晴らしいですよ。パラメーターがね、歌だけギューン!っとなってて、トークがギューン!っとなってる感じで。振り間違えたなみたいな。特化型になったな」
そしていよいよ、限定SPアンコールがスタートします。
榎本さん「じゃあ皆さんの為だけに、歌わせていただきます!じゃあやえさん、今回曲紹介お願いします」
うちやえさん「はい・・・!それでは聴いて下さい!『Friend×Friend』」
テウチメンバー4人で歌われた限定SPアンコール1曲目は、ファーストアルバム「Friend×Friend」のタイトルにもなっている「Friend×Friend」です。 タイトルにもあります通り、初めて「テウチライブ」に「ふたりはプリキュア スプラッシュ☆スター」関係者以外のゲスト(「三瓶由布子」さん、「前田愛」さん)を招いて開催されたライブで初披露された曲です。
五條さん「ありがとうございまーす」
うちやえさん「ありがとうございます」
そして、このライブも次の曲で最後という事で、ここでテウチメンバーの一人一人が今回のクラウドファンディングによるCD制作やライブ、これまで、そして今後についての想いを語られました。
樹元さん「クラウドファンディングでやるって決めて、あっちゃんは人一倍この中でもすっごい頑張ってくれて。みんなでそれぞれやるべき事をこなし、皆さんが応援してくれたからこそ出来た事で、何か・・・嬉しいよね・・・(涙)。こんなにね。本当にありがとうございます!みんなも仲良くしてくれてありがとう!」
うちやえさん「こちらこそだよ」
五條さん「『こちらこそだよ』って・・・(笑)」
樹元さん「10年も続けられるって凄いよね・・・(涙)」
五條さん「今回このクラウドファンディングで、皆さんのご協力があって、CDを作れて、あんなきれいな写真も撮れて、まさかの生写真まで売るとか(笑)、本当あり得ない感じまでいき、そしてこうやってスペシャルアンコールまで出来て、皆さんと最後こうやってお話が出来るっていうのは凄く素敵な時間を貰ったなっていう風に思っています。本当、皆さんが応援してくれて、サポートしてくれて、支援してくれて、パトロンになってくれたお陰で(笑)、こういう会が今日開けたんだと思うので、本当に本当に感謝しています。そして、仲間たちにも感謝しています。10年間、本当におめでとうございます。ありがとうございます」
うちやえさん「これからもね、仲間には迷惑を掛けちゃうと思いますけど(笑)」
五條さん「掛ける前提ですかね(笑)」
うちやえさん「ですけど(笑)、みんなにも仲良くしてほしいですし、これからも皆さんにも是非応援いただけると、本当に生きてて良かったって思えるので(笑)、今後とも宜しくお願い致します。ありがとうございました」
榎本さん「(クラウドファンディングは)凄く大変だったんですけど、こうやって聴いてくれる人がいればCDって作れるっていう時代に来たっていうのは、とっても素晴らしい事で、本当に業界の方々から『よくやった!』と(笑)、『夢がある』って言っていただいて。そういう意味でもチャレンジした甲斐があったし、私は自分の為にはそういうのはあまり出来ないので、この4人の企画だし、いい曲が生まれるのは分かってるから、あのCDを企画したので。本当に出来も気に入ってるし、凄くいいアルバムが出来たと思います。みんながちょっと元気になれるアルバムにしたいと思って作ったので、これから皆さん毎日のお供に是非して下さい!」
そして、いよいよ限定SPアンコールも最後の曲となりました。
榎本さん「じゃあ本当に続いての曲でお別れです!」
五條さん「最後は、ありがとうだし、愛してるだなっという事で、この曲でお別れしたいと思います。『ワンダー☆ウィンター☆ヤッター!!』」
テウチメンバー4人で歌われた限定SPアンコール2曲目、10周年記念ライブ最後となる曲は、「マックスハート」の後期エンディングテーマ「ワンダー☆ウインター☆ヤッター!!」です。
五條さんの代表曲の一つでありながら、これまで10年間の「テウチライブ」の中で、まだ5回しか歌われていないレアな曲です(これで6回目)。
先の「DANZEN!ふたりはプリキュア(Ver.Max Heart)」と同様、1番の主メロを五條さん、2番の主メロをうちやえさんが担当されました。
ここでも、ちょっとしたアクシデント(?)がありました。
この曲が10周年記念ライブ最後の曲という事もあって、曲の最後の締めをうちやえさんと五條さんが譲り合って、演奏が終われない状況に陥ったのです・・・。
うちやえさん的には五條さんの曲だからというのがあったでしょうし、五條さん的にはテウチメンバー最年長(17歳ですが・・・)のうちやえさんに締めてもらいたいという気持ちがあったのではないかと思います。
結局、最後はうちやえさんと五條さんが一緒に締めるという形で終わりました。
五條さん「本当皆さんのお陰で~す!ありがとうございました~!」
そして、「よにんでSUPER TEUCHI 10th
LIVE!~10⁺α~」の二部(夜の部)は、鳴り止まぬ拍手喝采の中、幕を下ろしたのでした。
「よにんでSUPER TEUCHI 10th LIVE!~10⁺α~」二部(夜の部)セットリスト
1曲目:「Life goes on!」 2曲目:「Girl's
power,forever」 3曲目:「奇跡の雫」 4曲目:「微笑みの花束」 5曲目:「繋がる世界と未来への紙飛行機」 6曲目:「嘘と花束」 7曲目:「Start
up wonder」 8曲目:「Icecream」 9曲目:「サカサマノソラ」 10曲目:「We are
ぱわすぽ!」 11曲目:「ウキ☆ノリBoom!!」 12曲目:「DANZEN!ふたりはプリキュア(Ver.Max
Heart)」 13曲目:「まかせて★スプラッシュ☆スター★」 14曲目:「トゥッティ!」(カバー) 15曲目:「Again」 アンコール曲:「ST
STARS☆彡(Super Teuchi
STARS☆彡)」 アンコール曲:「10⁺α」 限定SPアンコール:「Friend×Friend」 限定SPアンコール:「ワンダー☆ウィンター☆ヤッター!!」
※太字は二部(夜の部)のみで歌われた曲です。 |
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